COVID-19 新型コロナウイルス治療の解析ボランティア
分散コンピューティングプロジェクトの一つ、「Folding@Home」でCOVID-19治療の解析ボランティアが人気となっています。
話題に乗り遅れないように参加しましょう(;^_^A
私は、分散コンピューティングのひとつ「World Community Grid」にも参加していますが、Folding@Homeは初耳でした。
「World Community Grid」を動作させたままのため、解析がガンガン出来るわけでもないですが、電源は入っているし、テレワークで会社のメインマシンは暇だし、参加しました。
Folding@Homeに参加するには
アカウント
アカウントは不要のため、匿名ユーザで参加させて、状況を見ながらユーザ登録をしようと思います。
ソフトウェア
Folding@HomeのWebサイトから自分のクライアントOS用のソフトウェアをダウンロード、インストールします。
対応OSは、以下の通り(2020/04/01現在)
Widnows
Debian/Mint/Ubuntu(64Bit/32bit)
Redhat/Centos/Fedora (64Bit/32bit)
インストールの詳細は、簡単な英語なので、「Support」メニュー → 「FAQ」を見ながら試してください。
Windows版をインストールしたのですが、悩んだ点が有ったので、いくつか。
◆ Proxy設定
会社のPCの場合、Proxyを利用されている方もいらっしゃるでしょう。
Proxy設定は、ConfigureからConfigureダイアログを開き「Proxy」タブで設定します。
(※「Configure」ダイアログは、コントロールアプリの左上のボタンで開きます)
ここではまったのが、ProxyサーバのIPアドレスを記入するところ。
なぜか、半角カタカナが入力されてしまったことです。
入力域を右クリックして、「Input Method」で「System(WindowsIME)他」もあるのですが、何を選択しても、半角カタカナになってしまう。
仕方が無いので、テキストエディタにIPアドレスを書いてコピペしました。
まぁ、PCそのものを何度か再起動(シャットダウン→起動)をしているうちに直っていました。
謎仕様?
◆ 計算する数を増やしたい
デフォルトのままでは、1ユニットしか計算してくれません。
自分のマシンはまだ、余裕がある為、2ユニット計算させてみました。
ConfigureからConfigureダイアログを開き「Slots」タブで設定します。
「Add」ボタンで Folding Slot を追加します。
計算にCPUを利用するのかGPUを使用するのかをラジオボタンで決められますが、まぁ、CPUを選択しておけば問題ないでしょう。
CPUs:利用するCPUスレッド数の指定。「-1」だとFoldingソフトウェアが勝手に決めます。
「0」にすると計算がとまるので、「1」以上か「-1」を指定すれば良いでしょう。
自分のPCは8スレッドなので、とりあえず「2」としました。
因みにデフォルトで設定されている内容は、「Edit」ボタンで編集可能です。
自分は、デフォルトも編集してCPUスレッド数を「2」としました。
これで、2ユニットをそれぞれ2スレッドで計算してくれます。
新型コロナウィルス治療に役立てば良いのですが...
なんせ、騒ぎが治まらないと、安心して酒も飲めないので(笑)
因みにCPU使用率は80%以上ではりついています。
「World Community Grid」も4slot動作しているし...